ワークデスクを自分で作るには?
居住空間のアレンジやマンションのレイアウト変えは、誰もがやってみたいと思うことです。しかし、アイデアの段階では、頭の中での考えにすぎず、当初のワクワク感も必要な材料や技術的な壁にぶち当たった途端に萎えてしまうものです。最近私が体験した仕事用の机を製作するというプロジェクトでも、まさにそのような壁にぶち当たったので、今回はその体験と解決策をご紹介します。
当初のアイデアは、一度に複数の人が使える広い机を作ることでした。脚の部分には、机の下に後から車輪付きの引き出しを置けるようにすることが条件でした。この引き出しは固定された場所ではなく、可動式で必要に応じて動かせる形になっています。そして最大の制約は、部屋の幅が3mということでした。
まず、テーブルの高さを決めて、その高さに他の作業の基準となる水平線を引く必要があります。そのために、水準器と長めの合板を使いました。全体を水平にした後、水準器を外して線を引きます。合板はネジで壁に固定することにします。もう一つの問題点として、壁の中には電気が通っています。つまり、コンセント上部の壁の中に、電気ケーブルが垂直に伸びているのです。穴をあけると、感電したり、ショートしたり、設備や機器が壊れたりするので注意が必要です。穴を開ける位置を決める際には、まず合板に穴を開け、壁に穴を開ける場所をマーキングし、下側の線の位置(テーブルトップの下端)で壁に立てかけます。合板に開けた穴を通して、ドリルで壁に穴を開けるべき場所をマーキングします。その後合板を外して必要な穴を開け、合わせ釘を壁に設置しましょう。
外観を損なわないように、デスクの穴に円錐形を作って、そこにネジ頭を収めてはみ出さないようにしましょう。そのことは、すでにネジ頭を差し込むという内容で別の記事に書いています。また、ネジ頭の皿穴があるなら、そこにネジ頭を収めることができます。ユニバーサルブラケットが水平になるように注意しながら、ネジを締めていきます。ウォールブラケットを取り付けた後、テーブルの耐荷重と安定性を高めるために、フロントブラケットを追加する必要があります。
ブラケットが完成したら、既存のウォールブラケットに取り付けます。私たちは、フロントブラケットに切り込みを入れることでこれを行いました(鉛筆でマーキングした位置)。切り込みを入れた後、写真のようにブラケットを接続することができます。この接続は、ネジで接続するよりもはるかに強力で、さらに木工用接着剤で強化してもよいでしょう。これで机を支える部分の完成です。テーブルの上に電話やパソコンなどを置く場合は、必要なケーブルを通すための開口部を設けておくとよいでしょう。